メールマガジンの続き。 第35号の続き
今週のおまけは 私の初めてのアメリカ旅行の思い出について です。
もうずっと昔の事ですが、大学生の時にホームステイをしました。
場所はロサンゼルス。 そこで2週間ホームステイをした後、残りの2週間はステイ先の知人を頼って田舎に行ったり、ユースホステルに宿泊しながら放浪の旅をしてみました。
生まれて初めての海外で何も知らなかった私は、1ヶ月の海外生活というのにわずか$200と、旅行者用のテンポラリーのクレジットカード1枚だけ。
なんとテンポラリーのカードだったので、裏には磁気テープがついていないもの。
そんなの当時はあったんですね。 当然ATMでお金もおろせません。
ロサンゼルスでホームステイを終えた後、夜行バスに乗ってサンフランシスコに来ました。
深夜2時の事です。 なんだか不気味なところにバスは到着し、一人がらがらとバッグをひきながら、ホテル探しを始めました。 夜行バスはグレイハウンドという長距離バスの専門会社で、ターミナルはいつも危険地帯の脇にあるんですよ。
延々と歩いて見つけたホテルは一流ホテル。 一泊$160と言われたことを今でもよく覚えています。
当時は$1が250円の時代。 $160とは4万円。 貧乏学生に泊まれるはずもありません。
仕方なく、なけなしのお金を使ってタクシーに乗り、安いモーテルがあるところに連れて行ってもらいました。
何とか$55で一泊し、翌日からはゴールデンゲートブリッジのすぐそばのユースホステルに宿泊。
一泊$6。 2段ベットとはいえ快適です。
日本から持参したたった$200ではさすがに生活ができず、カード会社のオフィスに行っては$200くらいずつ現金を融資してもらっていました。
そしてユースに宿泊して3泊目。 現金がなくなってきたのでいつものようにカード会社のオフィスに行くとなんとしまっているではありませんか。 レイバーデイで土曜日から3連休。 知らなかった。
ポケットにはわずか$5。 ユースのおじさんに掛け合って見るも、前払い。 払えなければ出て行ってくれ。 と追い出されてしまいました。
まさか野宿するわけにも行きません。 もちろんカードでホテルに宿泊する最後の切り札はありましたが、それでは負けた気分がします。
ゴールデンゲートブリッジの下を遊覧する観光船が出ています。 そこの乗り場まで行って、カードで2枚チケットを買いました。 2枚で$16です。 (今は1枚で$16ぐらいですね。)
そして1枚を列の後ろの方に並んでいる人に買ってもらいました。
「$7でいいよ。そうすれば$1節約できますよ。」 といったらすぐにおじさんが買ってくれました。
「どうして売るのかね?」「いえ、実はかくかくしかじか」そうしたら、$8払ってくれました。
そこでそのお金をもって喜びいさんでユースホステルに$6を払い、$7で夕食を食べました。 ユースのそばの丘に座って、サンフランシスコ湾の風を利用してたこ揚げをしているのも眺めながら、近くのスーパーで買ったパンと果物を食べたのも昨日のように思い出します。
あの頃は若かったな〜
(つづく)
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