メールマガジン2号のつづき
「中国にせ市場レポート」
ここまで来てくれた人、本当にありがとうございます。
今回は英語教育とは関係ないのですが、みなさん興味ありそうな中国にせもの市場を見てきましたので、そのときの様子を紹介します。
先日NHKの放送で、北京のにせもの市場を撤去した とニュースがありました。
が、本当は違いました。 なんと、隣に新しい4階建てのビルが完成したので、古いビルを撤去しただけでした。(新しい方はもうそろそろオープンみたいです。)
私は、北京に3つぐらいあるといわれているうちの1つにいきました。
にせもの市場というと、きっと裏通りのあやしいところで人目をさけてというイメージだったのですが、さすがというか、そんなことはぜんぜんありませんでした。
4階建てのビルで、通路は狭いもののちょっと雑多な感じのデパートというかスーパーのようで、大通りに面してありました。
まずは1階にはいってみると、時計売り場です。
雰囲気はデパ地下といったところでしょうか。 時計屋さんが何軒も、たぶん20軒くらいならんでいます。 陳列棚にはロレックスを筆頭に、タグホイヤー、オメガ、何でもありですが値札はありません。
そして各社の正規のカタログもおいてあります。
ためしにロレックスのカタログを見せてもらい、適当に「これある?」と聞くと、すぐに棚からでてきました。 値段を聞くと「500元(6500円くらい)」。
買ったら翌日に壊れたとか、2年たってもちゃんと動いているとか評判はいろいろです。買うつもりはまったくないのですが、ためしに値切ってみます。「50元にならない?」「300元」「じゃ、70元」「250元」とこんな感じで交渉が進みます。
買う気はないので、そこまでにして2階にいきます。今度はカバンのフロアのようです。 コーチ、プラダをはじめなんでもありますが、なぜかルイビトンだけはありません。「ルイビトンはないの?」というと、メーカーのカタログを出してきて、「どれがほしい?」と聞きます。 小さめのカバンを適当に選んで「これは?」ときくと、売り子さん(若い女性です)は周りをきょろきょろ見回して、棚の下のほうをごそごそと探すと、そっと出してきます。紙にくるんだまま、ちらっと見せてくれました。
実は、ルイビトンだけは特別な事情があります。
もちろん中国でもにせものの販売行為は違法で、見つかれば1年ぐらい刑務所行きです。 ところがあまりにも多すぎで、警察(公安といいます)も取締りしきれません。 ルイビトンは北京の公安局に多額の寄付金をしていて、ルイビトンの偽物販売者を特に厳しく取り締まるように要請しているそうです。
それで、売り子さんもルイビトンだけは陳列しないで売っているようです。
値段交渉をしてみましたが、最初1000元(13000円ぐらい)が、300元まできたところでやめました。
次に見たのはお財布。 売り子さんは「本物の革だよ。だから燃えないよ。」といってライターの火であぶってみせます。 そしたら、本当に火がついちゃいました。 でも売り子さんはぜんぜんめげずに違うのを出してきます。 「こっちは大丈夫。」 買う気がないので、すぐにばいばいしようと思い、離れようとすると「500元」「ばいばい(再見)」「250元」「再見」「100元」「再見」「30元」とあっという間に10分の1以下になりました。
結局買わないで去ったら、後ろでなんか怒ってました。1個お財布燃えちゃったからかな?
3階に行くと洋服売り場。 ネクタイが1本300円。 百均なみでブランド品。 でもできはいまいち。
4階は宝石のフロア。 パール、ダイヤ、なんでもありです。
このフロアはロシア人がたくさんいて、パールのネックレスを100本ぐらい買っていました。 きっとロシアで売るのでしょうね。
ここに来る人は、日本人、韓国人、ロシア人が多いらしいです。
本物をもっているのだけど、日常に使うために同じものを買う人とかもいるそうです。
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