子供の英語教育 |
冠詞( a an the )とその勉強法について
冠詞は日本人が苦手とするところです。冠詞は英語の文章を正しく理解する上で非常に重要ですが、日本語には対応するものがありません。
また、日本の学校英語では私の経験からする感想では非常に軽視されています。
たとえば、下記の文章を見てみましょう。
"I am hungry. I want to eat a chicken."
"Great idea!!"
どうです? すごい会話ですね。 なんかぞくぞくします。
どういうシチュエーションなのでしょうか?
この文章をみて「おっ」と思わないようだと、まだ冠詞の威力を理解していないのです。
この文章では、 a chicken となっています。
冠詞の a は、当たり前に感じますが、あえて日本語に訳せば「1つの」となります。
ですから、チキンに冠詞の a がくっつけば、その意味は「つまりニワトリ一羽」。
ということで、この文章から感じるニュアンスは、「うー はら減った。ニワトリを一羽食べてしましたい。」「それはいいぞ!」
と話しているわけです。 普通に話すならば、a はつけないで、ただchickenとして、今日は鶏肉食べたいね。となります。
もう1つの例をあげましょう。
I became hoarse.
これだけですが、なんて訳しましょう?
「馬になってしまった。」 なんて訳してはだめですよ。 馬は、発音は全く同じですが、綴りは微妙に違って horse
です。
文章ならスペルの違いでわかりますね。 でも会話なら間違えてしまいそうです。
友達が "I became hoarse." とか急に言ったら「はあ〜??」ですね。
正しく訳すと、「声がかれた。」です。 馬は数えられる名詞ですから、馬になったというなら、かならず冠詞がつきます。 ところが、この声がかれた と言う意味の場合のホースは、形容詞ですから冠詞はつきません。
このように、a 1つで意味は劇的に変わってきますが、この違いを会話の中でフォローしていくのは、文法の知識に頼っていては決してできません。
いちいちホースの前に冠詞がついたから、ほんとに馬になってしまった、とか、冠詞がなかったから声がかれたんだな と判断している時間は会話の最中にはないのです。
さて、私が問題にしているのは教育方法ですから、ではどうやって勉強すればいいでしょうか?
日本の英語の勉強法は、文章を読んで、知らない単語が出てきたら抜き出して、その単語を暗記して、文法を理解して となります。
それはある意味は正しいのですが、私がおすすめする方法は、小さい頃に単語を覚えるときは、必ず冠詞と一緒に覚えるということです。
馬の絵を見ながら、" a horse" と覚えます。 "horse" ではだめです。
たったこれだけで、冠詞と単語のつながりを脳の回路に焼き付けることが可能になるのです。
もちろん数えられない名詞には "a" はつけないで覚えます。
"fish" はいつでも "fish" です。
日本で売られている教材のほとんどは残念ながら冠詞とセットになっていません。 一方、アメリカで売られている単語用のカードはほとんど冠詞とセットになっているます。
これからはこの視点を忘れないで教材を選んでくださいね。
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